基山町内の元高校球児が参加したチャリティー野球大会=基山町営球場

 基山町出身の元高校球児約70人が集まり、23日に同町でチャリティー野球大会が開かれました。10代から50代の選手が出身高校別(鳥栖、鳥栖商、鳥栖工、それ以外)に4チームに分かれ対戦しました。

 遠くは岐阜、岡山や長崎県からも駆け付け、恩師や球友たちと昔を懐かしみながらプレー。一投一打に大きな歓声が上がっていました。

 主催する鳥栖高野球部OBの櫻井智晴さんは開会式で「野球ができることに感謝、野球をさせてくれた親に感謝、出会えた友だちや先輩後輩に感謝。今日は笑顔でプレーしましょう!」とあいさつしました。

 櫻井さんは、基山町の少年野球チームの元監督。年に1度くらいは教え子たちの近況報告も兼ねて楽しく野球がしたいと声をかけ、6回目を迎えました。どうせやるならと寄付も募り、寄付金と応援メッセージ(色紙)は能登半島地震で大きな被害があった輪島市の少年野球チーム・輪島フェニックスに贈られます。(地域リポーター・江原由裕=鳥栖市)