トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA(レットル佐賀)が16日、佐賀市のSAGAプラザで小学生を対象にしたハンドボール体験会を開いた。市内の児童60人が参加し、選手たちと一緒に競技の魅力を体感した。
岩本真典監督や津山弘也主将をはじめ、日本代表の中田航太選手や山口直輝選手ら6人が指導した。児童らはキャッチボールで直径約20センチのボールに慣れ、ドリブルやパス、シュートといった基本動作を練習。ミニゲームも行い、冷静にパスを回して鮮やかにシュートを決めると、歓声を上げて喜んだ。
岩本監督は「みんなで協力するのがスポーツのいいところ。勉強も運動も、考えながら、声を掛け合いながら頑張って」と語りかけた。鍋島小3年の男子2人は「ドッジボールが好きなので参加した。楽しかった」と声を弾ませた。
体験会は3月30日にも、武雄市の武雄市民体育館で開催する。(鶴澤弘樹)