落語家の八代目橘家圓太郎さんが3月18日19時から、佐賀市中の小路の旅館あけぼので独演会を開く。表現力豊かな天下一品の高座で、完成度の高い本格的な江戸落語を楽しませる。
橘家さんは1962年生まれ、福岡市出身。82年に春風亭小朝さんに入門し、97年に真打ちへ昇進して橘家圓太郎を襲名した。国立劇場花形演芸大賞、芸術祭賞新人賞など、数々の賞を受賞している。2024年より落語家協会理事。開口一番は、昨年二つ目に昇進した春風亭貫いちさんが務める。
旅館あけぼのの音成亜美さんは「まるで東京の寄席会場のような規模の独演会で、息づかいまで伝わる臨場感あふれた落語を楽しんで」と力を込める。
木戸銭は4000円、事前予約制の寄席弁当(100個限定)は2750円。問い合わせは旅館あけぼの、電話0952(24)8181。(花木芙美)