23日のレースに向けて意気込みを語った大学生の招待選手ら=鹿島市の割烹「清川」

 第72回公認鹿島祐徳ロードレース大会(佐賀陸上競技協会・鹿島市スポーツ協会主催、佐賀新聞社など共催)の激励会が22日夜、鹿島市の割烹「清川」で開かれた。23日の号砲を前に、関係者約60人が箱根駅伝ランナーなど大学生の招待選手を励ました。

 大会会長の織田正道・鹿島市スポーツ協会会長や松尾勝利市長が「市民に支えられ72回目を迎える大会は鹿島の誇り。レベルの高いレースになることを期待している」とあいさつした。

 大会招待選手は12人。激励会には今年の箱根駅伝で2連覇を達成した青山学院大や、シード権を20年連続で獲得した東洋大など関東学生陸上競技連盟所属の大学生8人が出席した。「チームに勢いをつけられるように上位入賞を目指したい」「最後まで勝負して勝ち切るレースを目指す」など、それぞれ意気込みを語った。

 大会は鹿島市林業体育館前を出発点に609人が出場する。一般男女のハーフマラソンは午前10時、中学生男女3キロは同20分にスタートする。(市原康史)