災害が発生すると、水や電気などのライフラインが止まったり、物流が滞ったりするため、被災地外からの支援が必要となります。そこで重要な役割を果たしているのが「災害ボランティア」です。
1995年の阪神・淡路大震災での活動が注目されて以来、被災地でのボランティア活動は欠かせないものとなっています。
災害ボランティアの活動と言えば、被災した家屋のがれきの撤去や清掃作業、支援物資の配送や仕分けをイメージされる方が多いのではないかと思います。実際には、この他にも避難所運営の補助や炊き出し、地域イベントの支援など、発災直後から復旧・復興の時期まで幅広く被災者を支える活動が行われています。
日本赤十字社では、赤十字ボランティアと協働して、避難所でのリラクゼーション活動や仮設住宅のコミュニティづくりを目的としたサロンの開催などの活動を行っています。
また、被災地に行くことができなくても、支援物資の提供や募金などを通じて被災者や被災地で活動しているボランティア団体を支えたり、被災地の農産物などを購入したりすることも支援の一つです。
自分の無理のない範囲でできる災害ボランティア活動を見つけていただけるとうれしいです。