大会新記録となる13連覇達成を報告した小城市チームの野田正一郎監督(右から4人目)ら=小城市役所

 第65回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)で13年連続14度目の優勝を果たした小城市チームの関係者が20日、市役所を表敬訪問した。3日間のレースを振り返り、大会新となる13連覇の金字塔達成を喜び合った。

 大会は14~16日に開催。小城市チームは実業団のひらまつ病院の選手を中心に層の厚さが光った。18区間で区間賞を獲得し、区間記録も5区間で更新。2位の佐賀市に30分近い差を付けた。佐賀市と並んでいた連続優勝記録も更新した。

 野田正一郎監督(59)は「絶対勝とうという気持ちが強く、緊張感があった」と話し、市庁舎応接室に飾られている優勝旗を江里口秀次市長に“返還”した。江里口市長は「市民が待ちに待った13連覇を達成できて喜んでいる。皆さんの日々の練習やチームワークのたまもの」とねぎらった。(古川浩司)