1万1610人が駆け付けた鳥栖市の駅前不動産スタジアム。1年でのJ1復帰を胸に、15日の今季開幕戦に臨んだサガン鳥栖だったが、ベガルタ仙台に0-1で敗れ、ホームの大声援に応えられなかった。終盤に見せた意地の反撃に、サポーターは「次こそは勝てる」と奮起を促した。
小菊昭雄新監督率いる新生サガンの初陣を、大勢のサポーターが後押しした。キックオフ直後から相手サポーターと競うように声を張り上げた。福岡市の松岡潮音さん(20)は「連携でミスがあるけれど、鳥栖らしいファイトする姿勢がすごく見える」と選手を鼓舞した。