鹿島市は14日、2025年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度当初比11・7%増の165億7500万円で過去最高になる。脱炭素を進める重点事業や学校給食費負担軽減など市民生活支援策を盛り込んだ。20日開会予定の定例市議会に提案する。
24年度に国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」の採択を受け、引き続いて脱炭素社会推進に重点を置く。個人宅への太陽光発電設備設置、蓄電池導入補助などに1億4248万円を充てる。学校給食費については、中学3年生と小学6年生を対象に4月から無償化する方針で2973万円を計上した。