第65回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)が14日、全33区間272・9キロに13チームが出場し、3日間にわたる熱戦が開幕した。第1日は大会史上最長となる13連覇を目指す小城市が、5時間0分33秒で首位に立った。15分38秒差の2位で佐賀市が追い、3位に伊万里市、4位に三養基郡、5位に神埼・吉野ヶ里が続いた。
初日は基山町から嬉野市までの11区間101・8キロで競った。小城市は2区(12キロ)で上野裕一郎が先頭に立つと、前半だけで四つの区間賞を獲得。後半は最長区間の11区(17キロ)で松本凜太郎が区間賞を獲得するなど3区間を制した。佐賀市は前半区間で選手が途中棄権するアクシデントに見舞われたが、その他の区間は大きく崩れることなくまとめた。安定した走りを見せた伊万里市が3位に入った。
第2日は15日午前9時に嬉野市役所嬉野庁舎を出発。武雄市や有田町、伊万里市、唐津市を経由して玄海町社会体育館までの12区間92・2キロで争う。(小部亮介)