手作りしたホーバークラフトで遊ぶ子どもたち

 ホーバークラフトは水陸両用で高圧の空気を送り込み船体を浮かせて走行する乗り物です。講師の平原和行先生にご指導いただき、身近にある材料でホーバークラフトを作りました。

 大判のビニール袋の片側に穴を開けダンボールに貼り、持ち手の木片を貼り付けるという簡単な工作ですが、貼り付けるバランスが悪いと真っすぐ遠くまで進まないという先生の説明に、子どもたちは真剣なまなざしで作業をしていました。

 出来上がったあと体育室に移動し、動かし方のこつを聞き、何度も遊んでいるうちに遠くまで走らせることができるようになると、友達同士で競争し、あちこちから大歓声があがっていました。

 その後教室に戻り、大分県で実際に走行しているホーバークラフトの動画を見たり、先生が幼少期に初めてホーバークラフトを作った時のお話をしてくださり、「作る・遊ぶ・学ぶ」という、いい経験ができました。(神埼市地域学校協働活動推進員・山口敬子)