改選後の唐津市議会(定数28)の臨時議会が13日に開かれ、議長に江里孝男氏(75)=4期、相知町=、副議長に大西康之氏(64)=5期、本町=が選ばれた。江里氏は10人の最大会派「新生会」に属し、2005年の市町村合併以降で7代目(実数5人目)の議長で、旧郡部からは初選出となった。

 1人欠席で、議長選は有効票25票、無効票2票で、江里氏が19票、新風唐津(5人)の青木茂氏(64)=6期、二タ子=が6票。江里氏には新生会と志政会(5人)などが投票したとみられる。副議長選は有効票22票、無効票5票で、志政会の大西氏が15票、市民リベラル(1人)の伊藤一之氏(67)=4期、和多田=が7票だった。

 議会運営委員会の委員長は新生会の吉村慎一郎氏(62)=4期、肥前町=、副委員長も同じ新生会の楢﨑三千夫氏(73)=6期、浜玉町=が選ばれた。

 江里氏は「新人議員が14人。市議会に吹く新しい風を大事にしたい。納得がいくまで議論を尽くし、各議員が目指すところの市の発展、議会運営を進めていきたい」とあいさつした。

 常任委員会の構成は最終日の17日に決まる。(宮﨑勝)