「川副のそばを広めたい」と活動する川副そばの会のメンバー

 「川副そばの会」は第一線を退いた年齢の有志が集まり、毎月第3水曜、南川副公民館でそば打ちの練習を重ねています。

 川副のそばを広めたいとの思いから2018年に結成。そば打ちが趣味の杠好秋さん(72)と竹下寛明さん(74)が仲間に打ち方を教えています。川副校区の公民館に出向いてイベントを開き、子どもからお年寄りまで多くの方に喜ばれています。

 町内で開催される「あつまろう祭」には毎年出店しています。今年は3月9日に行われ、そば打ち体験やそばの配布のほか、初めてそばぜんざいも振る舞う予定です。(地域リポーター・江頭菜智=佐賀市)

 

 杠 望さん(77)

 川副にそばの文化もあることを知ってもらえるよう、打ったそばを食べてもらいたいです。

 

 杠 好秋さん(72)

 自分たちで打ったそばを振る舞うことで喜んでもらえ、大人の趣味として最高です。

 

 小栁 壽榮雄さん(80)

 そば打ちの難しさがわかりました。4月で1年になります。

 

 竹下 寛明さん(74)

 皆がそばを打ちたいということで、上手になるよう教えています。

 

 八木 利己さん(78)

 長年、日本料理の世界でやってきた中で、そば打ちは一番奥が深いです。