SAGA久光-姫路 第1セット、スパイクでポイントを奪うSAGA久光の北窓絢音(左)=福岡市

SAGA久光-姫路 第2セット、SAGA久光のステファニー・サムディ(右)がスパイクを決めて17-16と勝ち越す=福岡市

 バレーボールの大同生命SVリーグ女子のSAGA久光スプリングスは9日、福岡市の照葉積水ハウスアリーナでヴィクトリーナ姫路(兵庫)と対戦し、フルセットの末に3―2で勝利した。SAGA久光は2連勝で通算成績は19勝11敗。順位を一つ上げ5位に浮上した。

 SAGA久光は第1セット立ち上がりからつまづいた。3―2から7連続失点。その後、深澤めぐみのスパイクなどで3点差に迫ったが、序盤の失点が響いて18―25で落とした。第2セットも劣勢の展開でスタートした。中盤に深澤のスパイクなどで追いつき、一進一退となった。最後は粘る相手を振り切って25―23で制した。

 第3セットを15―25で落とし、第4セットも終盤まで追いかける展開になった。最後はジュースの末に、グレタ・ザックマリーのスパイクで制して28―26。第5セットは深澤のサービスエースや長岡望悠のスパイクなどで先行し、ザックマリーのブロックが決まって15―11で締めた。

 SAGA久光は15、16の両日、滋賀県のYMITアリーナで東レアローズ滋賀と対戦する。