中地区首位を独走する強豪との差を痛感させられた。佐賀は三遠に20本もの3点シュートを許し、一度もリードを奪うことなく6連敗。7試合ぶりに出場した主将の山下泰弘は「攻守の戦術や状況判断、どれをとっても相手が上手だった」と肩を落とすしかなかった。

 5連敗中、さらに本拠地では10連敗と状態が上がらない中、「真っ向勝負」を掲げ格上に挑んだ。負傷欠場する主力が相次ぎ、パスの供給など“司令塔”に徹していたレイナルド・ガルシアが、ゴール下へ自ら持ち込み得点を狙った。井上諒汰も攻守でコートを走り回ってチームを鼓舞するなど、気合のこもったプレーを見せた。