県内の小学生までを対象にした「第5回未来の街とクルマ 子ども絵画コンクール」(スズキ自販佐賀、佐賀新聞社主催)の表彰式が8日、佐賀市の佐賀新聞社であった。未就学児部門で最優秀賞に輝いた福田真優(まひろ)ちゃん(6)=三田川幼稚園年長=ら21人に賞状が贈られた。
式ではスズキ自販佐賀の赤塚俊行社長が「これまで累計5300点以上の応募があり、絵に対する思い入れを強く感じる。これからも続けていきたい」とあいさつした。
審査委員長を務めた西九州大短期大学部の牛丸和人教授は「オリジナリティーや完成度が高く選ぶのに難航した」と講評し、「子どもたちにいろんなことを教え、褒め、楽しませることを繰り返すとスキルが身に付いていく」と話した。
真優ちゃんはクレヨンやクーピーを使ってカラフルなお菓子の車と町並みを描いた。「キャンディーの木やクッキーの道路を描くのが楽しかった。初めて賞状がもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
コンクールは「未来の街とクルマ」をテーマに募集し、年齢別の3部門に1169点の応募があった。部門ごとに最優秀賞やスズキ賞を選んだ。(上田遊知)