多彩なCG作品400点　佐賀コンピュータ専門学校作品展　2月9日まで、佐賀県立美術館

学生がデザインしたパンフレットやチラシが並ぶ会場＝佐賀市の県立美術館

カラフルなパッケージなどの立体作品も並ぶ会場＝佐賀市の県立美術館

　佐賀コンピュータ専門学校（佐賀市）の生徒によるCG作品展が、佐賀市の県立美術館で開かれている。情報デザインコースの学生が手がけたポスターやパンフレットなど約400点が並ぶ。入場無料で9日まで。

　学生が好みのモチーフをデザインしたオリジナルカレンダーや、九年庵（神埼市）を紹介するチラシのほか、お菓子のパッケージの立体作品などが展示されている。

　「動物の旅」をテーマにカレンダーを制作した1年の増永瑠依さんは「動物とファンタジーな世界観を組み合わせて、季節に合ったデザインに仕上げた。温かみのあるクレヨンのタッチも取り入れた」と作品の狙いを説明する。

　1年の平野杏奈さんは「個性的な作品ばかり。お気に入りの作品を見つけてほしい」と来場を呼びかけている。県展や二科展など公募展の入賞作品も展示している。

　午前9時半から午後4時まで。（坂本有佐）