昨年7月に神埼市初のDXアドバイザーに就任。職員のITリテラシーや情報セキュリティー意識の向上に取り組み、1月下旬に最終報告会を行った。「DXに関心はあるが難しくて分からない、という職員に知識の土台を作ることができた」と成果を語る。
北海道出身。関東のITや通信関係の会社に勤めながら、「地元に貢献したい」との思いを抱き続けてきた。「培ったスキルを生かし、せめて地方に住む人の役に立ちたい」と、神埼市以外にも三つの自治体でDX業務に携わる。
市は行政サービスの効率化を進めるアプリ開発のため、4月から再度アドバイザー契約をする方針。「地域の人たちの悩みを解決し、役に立つアプリ開発に携われれば」と話す。神奈川県。(樋口絢乃)