力強く選手宣誓をする田中賢一選手(中央)=神埼市役所

 14~16日に開催される第65回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)に出場する神埼・吉野ヶ里チームの結団式が5日夜、神埼市役所で開かれた。選手・スタッフら約45人が参加し、8位で5年ぶりに順位を下げた昨年の雪辱を誓った。

 神埼市陸上競技協会の花田健児会長や吉野ヶ里町陸上競技部の古川直道部長らが「目標のラップタイムを上回り、1年間の練習の成果を発揮するレース運びをしてほしい」と激励。田中賢一選手(32)が「周りへの感謝を胸に、すてきな仲間とたすきをつなぎ、1分1秒でも早くゴールするために最後まで全力で走り抜く」と宣誓した。

 太田昭二監督(54)は「総合力は上がっている。1人当たり20秒短縮して6位を目指したい」と話した。(樋口絢乃)