国公立大の2次試験の願書受け付けが5日、締め切られた。佐賀大の全6学部の志願者数は同日午後5時現在、前後期の日程を合わせて4026人で、全体の募集人員(944人)に対する倍率は4・3倍になっている。
前期の学科別の志願倍率は医学部医学科が4・8倍で最も高く、次いで芸術地域デザイン学部地域デザイン学科地域デザインコースの4・0倍、教育学部学校教育課程幼小連携教育コースと農学部生物資源学科の2・7倍となっている。
後期では医学科の42・5倍が最も高く、医学部看護学科の18・6倍が続く。
このほか募集人員が多い学科では、前期の理工学部理工学科(募集人員283人)が2・5倍、後期の理工学科(同93人)が10・2倍、前期の経済学部経済学科(同70人)が1・8倍となっている。
前後期別の総計の志願倍率は前期(募集人員700人)が2・5倍、後期(同244人)は9・5倍。医学科は大学入学共通テストの結果で門前払いする「二段階選抜」を予告している。(円田浩二)