福岡地裁から破産手続き開始決定を受けた唐津商工共済組合の2回目となる債権者説明会が5日、唐津市の大手口センタービルで開かれた。組合代理人の稲津高大弁護士が手続きの現状や今後の見通しを参加した19人に説明、質疑にも応じた。

 破産管財人に福岡市の鴻和法律事務所の太田和夫弁護士に決まり、配当を得るには福岡地裁から債権者に郵送されている破産債権届出書を13日までに同法律事務所へ提出することなどを説明。債権者が約700人と多いため、地裁は債権者を集めない方針で破産手続きを進めることも伝えた。