佐賀銀行は、顧客が設定した目標(ゴール)に向けて資産運用をサポートする「さぎんファンドラップ『MY GOALS』」を始めた。老後資金や子どもの学費といった目標に向け、投資信託の長期的なフォローを行う。

 顧客は、同行が業務提携している三井住友DSアセットマネジメント(東京都)と投資一任契約を締結。同社が投資信託を運用し、同行がアドバイザーとして支援する。一括投資は200万円以上から。

 同行は顧客の意向を聞き、目標に向けて「保守型」「積極成長型」など5種類の運用レベルに沿って支援する。顧客のライフプランの変化などに応じて計画の見直しも助言する。

 坂井秀明頭取は「販売代理のようなお手伝いから、お客さまの将来の意向を聞いてそれに合うファンドラップをやること(に変わるの)は、一歩進んだと思う。トータルでお付き合いをして信頼していただき、相談相手にしてもらえる関係をつくりたい」と話す。

 契約者を対象にしたキャンペーンを5月末まで実施。契約金額に応じて最大1万円をプレゼントする。(北島郁男)