大勢の参拝客でにぎわった豆まき神事=佐賀市の佐嘉神社

大勢の人たちでにぎわった豆まき神事=佐賀市の佐嘉神社

 節分の2日、佐賀市の佐嘉神社で恒例の節分祭が開かれた。福を呼び込む豆まきが行われ、境内は大勢の参拝客でにぎわいを見せた。

 巳年(みどし)生まれの年男年女や応募者ら約200人がステージに上がり、「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせて当たりくじ付きの福豆を投げた。巳年会の宮地大治会長はあいさつで「皆さんに良いご縁がある年になり、佐賀のまちが平和でありますように」と述べた。

 参拝客は、邪気を払って良い運気を呼び込もうと、福豆に手を伸ばしていた。福豆を手にした神埼市の生島智陽(ともはる)さん(12)は、「楽しい一年にしたい。春から中学生になるので、勉強を頑張る」と笑顔を見せた。

 神事は計3回に分けて実施され、延べ約5千人が訪れた。今年の節分の日は、暦のずれで例年より1日早い。(小島発樹)