サッカー・J2サガン鳥栖のDF井上太聖選手(22)とFW鈴木大馳選手(18)がこのほど、沖縄県読谷村の古堅(ふるげん)南小を訪問した。同村でのキャンプに合わせて交流会を行い、6年生110人に夢を持つことや目標に向かって努力することの大切さを伝えた。
Jリーグの新人研修と地域貢献活動として実施した。井上選手はプロデビューとなった試合でけがをしたことに触れ、「プロのレベルに体が耐えきれなかったと実感した。そのレベルに追い付けるように努力している」と紹介した。
鈴木選手は「自分が持っている夢に向かって、自分が持っているものを磨いていくことが大切」と諦めない気持ちの重要性を説いた。
児童を代表し、松田英龍さんが「井上選手が自分の目の前の課題に向き合ったという話が心に残った。苦手な算数からも逃げないようにしたい」とお礼を述べた。(小部亮介)