第77回東西松浦駅伝大会（佐賀新聞社主催、唐津市・伊万里市・有田町陸上競技協会主管、佐賀ダイハツ販売特別協賛）は2日、西松浦郡有田町の佐賀銀行有田支店・有田町東出張所から唐津市陸上競技場までの8区間59・9キロで行われ、伊万里市役所が3時間18分53秒で3年ぶり2度目の頂点に立った。

　2位のSUMCO伊万里は後半1位で挽回したものの、3連覇を逃した。昨年2位の啓成中校区体協が3位に入った。昨年17位の有田町スポ協が4位に躍進を遂げ、5位は七山スポ協だった。

　SUMCO伊万里の犬塚友貴が8区で26分24秒の区間新を樹立した。躍進賞は山代町スポ協、敢闘賞は伊万里・有田消防本部が選ばれた。10位の鏡スポ協までが来年の大会のシード権を獲得し、伊万里・西松浦地区が7チームを占めた。

　閉会式では、佐賀新聞社の田中稔執行役員営業局長や深浦弘信伊万里市長らが選手の健闘をたたえた。