鳥栖市は28日、新鳥栖駅東側の土地利活用の可能性を検討する基本調査業務の請負業者を決める公募型プロポーザルで、他の参加業者が分かる形でファクスを誤送信するミスがあり、プロポーザル手続きを中止したと発表した。
市駅周辺整備課によると同日、1次審査の結果を業者に通知した際、あて先に記載した業者名と異なる業者にファクスを複数送信、2次審査のプレゼンテーションへの参加予定業者が他社に分かる状態となった。
業者側の指摘で誤送信が判明し、参加業者には同日陳謝し、公平性確保のため手続き中止を連絡した。今後の進め方は、改めて検討するとしている。
同課は「ファクス送信時はあて先と文書内容に相違がないか確認欄を設け、複数人で確認することとし、再発防止に努める」としている。(樋渡光憲)