2期8年の実績と手腕に、市民は再び唐津のかじ取りを託した。前回同様、現職と新人の一騎打ちとなった唐津市長選は26日、現職の峰達郎さん(64)が3選を果たした。投票結果は「継続」の意思表示だが、新人候補に前回の約3万票差から約9千票差まで詰められた。峰さんは「相手を支援された市民のためにも汗をかきたい」と表情を引き締めた。
峰陣営は、JAからつ山本支所で地元ケーブルテレビの開票中継を見守った。午後10時35分、4回目の中間発表で相手陣営との差が開くと、拍手が湧いた。直後に姿を現した峰さんは、約100人の支持者やスタッフと握手して共に勝利を喜んだ。