佐賀にゆかりのあるアスリートの競技引退後のキャリアを支援する「SSPアスリートキャリアサポート」のセミナーが23日、佐賀県庁で開かれた。2024年の国民スポーツ大会に出場した現役の選手ら15人が参加。選手たちは自らの競技人生を振り返りながら、引退後の進路について思いを巡らせた。

 佐賀県がスポーツ文化の裾野拡大を目指す「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」の一環として初めて開催した。サッカー・サガン鳥栖の元選手で、県内でアスリートのキャリア支援などに取り組む早坂良太さん(39)と、人材開発コンサルタント「キャリアバンク」の益山健一常務(55)が講師を務めた。