学童駅伝男子で力強い走りを見せる1区の選手ら=鹿島市陸上競技場・クロスカントリーコース

トップでたすきを受けて走り出す古枝地区スポーツ協会の選手=鹿島市陸上競技場

懸命の走りでたすきをつなぐ一般駅伝の選手ら=鹿島市陸上競技場

 2025クロカンフェスタinかしま(鹿島市スポーツ協会、佐賀新聞社主催)が19日、鹿島市陸上競技場・クロスカントリーコースで開かれた。学童男女と一般に県内外から84チーム、約600人が出場し、寒風に負けない熱い走りでたすきをつないだ。

 大会は学童男女が8キロ、一般は9・5キロのコースを5人一組のチームで走った。

 学童駅伝は前身大会から42回目を数え、日本女子長距離トップランナーに成長した広中璃梨佳選手(長崎県出身、日本郵政グループ)も出場歴がある。レースは序盤から激しい順位争いが展開され、男子45チーム、女子21チームの選手たちが起伏のあるクロスカントリーコースを走り抜けた。男子は安武走友クラブ(福岡県久留米市)、女子はMJC(長崎県諫早市)が優勝。県勢は男子の伊万里三香と女子の伊万里三香Aがともに3位に入った。

 1964年に始まった事業所対抗駅伝から歴史を紡ぐ一般駅伝には鹿島市内の企業や地区スポーツ協会など18チームが出場した。コース沿道に陣取った家族や同僚らから「気合入れて走れ」などと声援を受け、懸命にゴールを目指した。2区で先頭に立った古枝地区スポーツ協会が3年連続の頂点に立った。(市原康史)

 (上位成績は後日、「みんなのスポーツ」に掲載)