ご飯だけで300グラムあるという「カツ丼」(900円)。みそ汁、福神漬け付き

店主の田中麻夫さん、和子さん夫妻。高齢となり、健康上の理由から一時閉店したが、「倒れるまでずっと続けたい」と麻夫さん、「お客さんが『よかった』と喜んでくれた」と和子さん

昭和の香りただよう、懐かしい雰囲気

本庄町袋の交差点北側。再オープンを機に新調した藍色ののれんが出迎えてくれる

 佐賀市本庄町で半世紀にわたって愛され、惜しまれながらのれんを下ろした食堂が昨年夏、7カ月ぶりに復活。ちゃんぽんやカツカレーなどメニューを6種類に絞り、田中麻夫さん、和子さん夫妻が変わらず切り盛りしています。名物は、細かく切ったとんかつが山のように積み重なったかつ丼。ご飯になかなかたどり着かないほどボリューム満点で、最初に大盛りを注文しようとする人には「まずは普通を食べてみらんね」。とんかつとタマネギにふんわりとした卵が絡み、口に運ぶと、優しい甘さが感じられます。

 

【住】佐賀市本庄町袋289
【電】0952-23-7315
【営】11:00-20:00
【休】日曜休み
【 P 】駐車場あり

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