佐賀県は16日、先週(1月6-12日)の新型コロナウイルスの感染状況を公表した。39定点医療機関から報告された新規感染者数は251人(1医療機関当たり6・44人)だった。

 前週(昨年12月30日-1月5日)の定点医療機関は休診で通常より3カ所少なく、単純比較できないが前週から89人増え、1医療機関当たり1・43倍で、2週ぶりに増加に転じた。

 保健福祉事務所ごとの内訳は、佐賀中部80人、鳥栖27人、唐津44人、伊万里23人、杵藤77人だった。年代別では20代が39人で最も多かった。

 また、インフルエンザの感染状況については、39定点医療機関からの新規感染者報告数が1976人(同50・67人)。36定点からの報告数だった前週比341人増で、こちらも2週ぶりに増加した。

 インフルエンザの保健福祉事務所ごとの内訳は、佐賀中部638人、鳥栖192人、唐津251人、伊万里224人、杵藤671人だった。年代別では9歳以下が773人で最も多かった。県は流行発生警報を継続している。(栗林賢)