立憲民主党佐賀県連は、夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)に佐賀市議の新人富永明美氏(51)=2期、佐賀市兵庫北=を擁立する方向で最終調整している。10日、複数の関係者が明らかにした。12日の党県連常任幹事会で、党本部への公認申請を決定する。
富永氏は福岡県大川市出身。佐賀商高、日本大通信教育部を卒業。東芝、佐賀市観光キャンペーンレディ、市職員労働組合の役員を経て、2017年の市議選に無所属で出馬し、初当選。前回21年の市議選ではトップ当選した。
立民系会派「ネットワーク佐賀」に所属。議会運営等改革検討会の副会長を務める。福祉教育委員会、九州新幹線整備に関する調査特別委員会に所属する。
佐賀選挙区には、自民党現職の山下雄平氏(45)=2期、唐津市=と、参政党新人の会社役員重松貴美氏(35)=鳥栖市=が立候補を表明している。(取材班)