佐賀県内の多くの小中学校で8日、3学期の始業式が行われた。子どもたちは年末年始の思い出を語り合い、級友との久しぶりの再会に笑顔を見せていた。
佐賀市の赤松小(近藤慎也校長、635人)では、全校児童が参加して体育館で始業式を開いた。近藤校長は「今年は巳(み)年。目標を決めて、脱皮するヘビのように新しい自分にわくわくする年にしよう」と語りかけた。
6年4組の教室では、児童らが書き初めや作文などの宿題を提出した。古閑美保子教諭が冬休みの思い出を尋ねると「おみくじを引いた」、「お年玉をもらった」と口々に答えていた。白羽根采(あや)さんは「年越しの瞬間はおばあちゃんとテレビ電話をした。お正月は家族と作ったおせちを食べた」と話し、中西翔大さんは「3学期は大好きな戦国時代の歴史の勉強を頑張る」と意気込んだ。(秋根紗香)