サッカー・J2サガン鳥栖の“生みの親”の故・坂田道孝さんの命日に当たる7日、運営会社サガン・ドリームスの小柳智之社長ら関係者が佐賀市川副町の善興寺を訪れ、坂田さんの墓前で1年でのJ1復帰を誓った。
坂田さんは県サッカー協会理事長としてプロチームの誘致に尽力。クラブの前身である鳥栖フューチャーズ解散後、経営危機に陥ったクラブの存続のために奔走し、2000年1月7日に54歳で亡くなった。坂田さんの命日にちなみ、背番号「17」はサガン鳥栖のサポーターナンバーになっている。
この日は、小柳社長やサガン・リレーションズ・オフィサーの高橋義希さんらが墓前で手を合わせた。14年ぶりとなるJ2での戦いに向け、小柳社長は「坂田先生の遺志を継いで、これからもサガン鳥栖を前に進めていくと伝えた。必ずJ1昇格を果たしたい」と決意を新たにした。(小部亮介)