
中日の新入団発表記者会見で、ポーズをとる吉田聖弥投手=14日、名古屋市のホテル【共同】
唐津市出身の吉田聖弥投手(22)=伊万里農林高、現伊万里実高卒=がドラフト2位でプロ野球・中日ドラゴンズに入団する。社会人野球の西濃運輸で成長を遂げ、佐賀県出身選手として6年ぶりに支配下指名を受けた左腕に現在の心境とプロでの抱負を聞いた。(北川尊教)
ープロへの一歩を踏み出した。
指名から時間がたち、実感が湧いてきたが、当初は2位指名に驚きが大きかった。両親、祖父母、高校の恩師にはすぐに電話で報告した。

伊万里農林高では2年生からエースとして活躍した吉田聖弥=みどりの森県営球場
ープロを意識したのは。
小さい頃からぼんやりとプロになりたいと思っていた。高校を卒業し、社会人野球に行くと決めたときに、はっきりと意識するようになった。社会人2年目の時に、所属する西濃運輸から2人の投手(林優樹、船迫大雅)が指名されたことも、大きい。

西濃運輸時代に都市対抗野球で力投する吉田聖弥(2024年7月)【共同】