2024年は、国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会が佐賀県内で開かれたほか、パリ五輪、全国高校総体で県関係者が活躍、バスケットB1参戦初年度の佐賀バルーナーズが西地区5位と健闘するなどスポーツの話題が紙面を飾った。ふるさと納税事業を巡る官製談合事件での神埼市長の逮捕、玄海町での「核のごみ」最終処分場選定に向けた文献調査の開始などのニュースも注目を集めた。各分野の担当記者が1年を振り返る。
社会 官製談合、神埼市長逮捕に衝撃
A 神埼市のふるさと納税事業を巡る官製談合事件があったね。現職市長の逮捕は驚きだった。
F 役所は大揺れだったよ。当初予算案は急きょ組み替え、関係者への謝罪、市長選と、職員は休日返上だった。
E 事件は業務委託する際に権限を悪用したケース。首長と業者間の癒着による不正は表に出にくい。政治や行政の不正を事件化して明るみにする県警捜査2課の仕事が実を結んだ。