佐賀工のWTB内田慎之甫は、左足の痛みを押して出場した。トライこそなかったが、献身的なタックルで仲間を鼓舞し続けた。

 昨冬は4試合で9トライを奪って一躍脚光を浴びた。50メートル5秒9の俊足を生かし、今大会もトライ量産に期待がかかっていたが、10月の国スポで左足首を骨折。手術後は懸命なリハビリに励んだ。本格的に練習に合流したのは今月から。「思い切り走ってトライしたい」とチームへの貢献を誓った。