今年の24位を上回るレースを見据えるひらまつ病院の選手たち=11月、大分県佐伯市

2年ぶり5度目のニューイヤー駅伝に臨む戸上電機製作所の選手たち=12月24日、佐賀市の同社

 全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)は来年1月1日、群馬県庁前を発着点とする7区間100キロのコースで37チームが頂点を競う。佐賀県勢は、11月の九州実業団毎日駅伝競走大会で過去最高の5位に入ったひらまつ病院(小城市)と9位の戸上電機製作所(佐賀市)が出場する。

 2年連続6度目のひらまつ病院は荻久保寛也や栃木渡ら、今年の全国舞台を経験したメンバーに、世界選手権出場など実績十分の上野裕一郎が加わり、チーム力が向上。県勢最高位となった今年の24位を超える順位を目指す。

 2年ぶり5度目となる戸上電機製作所は箱根駅伝を経験した末次海斗や安定感のある岩室天輝を軸に、大崩れすることなく切符を手にした。エース山﨑諒介が浮沈の鍵を握る。

 大会を前に戦力とエントリー選手を紹介する。(小部亮介、中村健人)

ひらまつ病院「15位以内」目指す 2枚看板で序盤に流れ

戸上電機製作所「見せ場を作る」 エース山﨑軸に20位台狙う