唐津市に拠点を置く3人制プロバスケットボールチーム男子の「レオブラックスサガ」によるバスケットボール教室が24日、上峰町で開かれた。小中学生50人が参加し、ドリブルやシュート練習に汗を流しながらスポーツの楽しさを実感した。
小堺翼選手、原慎也選手、コリー・セフォース選手が指導を担当。子どもたちは、二つのボールを使ったドリブル練習などに取り組み、プレーの精度を高めるこつを教わった。選手と対戦するミニゲームもあり、選手が巧みなフェイントやスリーポイントシュートを決めると、子どもたちは歓声を上げていた。
上峰中3年の西村旺真さんは「リバウンドやシュートの技術がすごく、間近で見られてよかった。高校に行ってもバスケを頑張りたい」と話した。原選手は「競技の楽しさを何より味わってほしい。そして、この教室で指導した子どもたちといつか同じ場所で戦えたら」と期待した。
上峰町とチームの運営会社「マッシヴドライブ」は2020年にスポーツ振興を目的とした総合交流宣言を交わしており、バスケ教室は今回で5回目となる。(井手一希)