新聞の見出しの付け方やリード文の書き方を学ぶ生徒=神埼市の脊振中

 神埼市の脊振中でこのほど、生徒が新聞づくりを体験する授業があった。NIE(教育に新聞を)の一環で、2年生9人が読みたくなる新聞の見出しやリード文の書き方を学んだ。

 江戸幕府の滅亡をテーマに、ペリー、井伊直弼、坂本龍馬、徳川慶喜から1人を選んで歴史新聞を製作した。12月上旬の授業で教わった「リード文には、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を使って簡潔に基本情報を書く」「見出しは助詞を抜いて、見やすく」などのアドバイスを思い出しながら考えた。

 井伊直弼について紹介する記事に「幕府批判! 尊皇攘夷運動?」と見出しを付けた森﨑人至さんは「記事に注目してもらい、読んでもらえるように『?』を付けた」と話した。今後の授業で資料集などから写真を探し、新聞を完成させる。(樋口絢乃)