サッカー・サガン鳥栖は26日、期限付き移籍していたDF長澤シヴァタファリ(23)とGK内山圭(31)が来季鳥栖に復帰すると発表した。

 大卒新人の長澤は今季鳥栖ではリーグ戦2試合に出場した。今夏にJ2水戸ホーリーホックに育成型期限付きで移籍。17試合に出場し、2得点を記録した。内山は今季はJ2藤枝MYFCでプレー。公式戦11試合でゴールを守った。

 長澤は「半年間で成長したことを示すために、自分が持てる力を発揮してJ1昇格に貢献する」、内山は「また鳥栖のエンブレムを付けられることをうれしく思う」とそれぞれコメントした。

 またクラブは、J1名古屋グランパスから期限付き移籍していたMF久保藤次郎(25)の移籍期間満了と、今季JFLクリアソン新宿に育成型期限付き移籍していたDF竹内諒太郎(20)の移籍期間の延長も発表した。

 久保は今夏に鳥栖に加入。移籍後初出場で初ゴールを決めるなど、7試合で2得点を記録した。来季はJ1柏レイソルに完全移籍する。「この経験は今後のサッカー人生においてとても重要になることは間違いない」とコメントした。

 鳥栖の下部組織出身の竹内は今季新宿で14試合に出場。「プロ3年目は勝負の年。チームを勝たせられる選手になり、結果を残す」と意気込んだ。(中村健人)