協定書を手にする（左から）シミックソリューションズの葛西恵CEO、岡毅町長、三愛オブリガス三神の平野嘉孝社長＝みやき町庁舎防災センター 画像を拡大する

協定書を手にする（左から）シミックソリューションズの葛西恵CEO、岡毅町長、三愛オブリガス三神の平野嘉孝社長＝みやき町庁舎防災センター

　みやき町は25日、LPガスの供給などを行う三愛オブリガス三神（神埼市）や、医療分野の人材派遣を手がけるシミックソリューションズ（東京）など4社と包括的な連携協定を結んだ。持続可能な環境づくりや高齢者の見守りに取り組み、安心・安全な暮らしの実現を目指す。

　環境保全や障害者福祉、高齢者の見守りなど6項目で連携する。具体的には、三愛オブリガス三神など3社は二酸化炭素の排出削減につながるカーボンニュートラルLPガスの導入や、ガス交換や点検時の見守りを実施、シミックソリューションズは障害者の就労支援などを行う。協定書には、リコー三愛グループ創業者でみやき町出身の市村清氏の顕彰事業も盛り込んだ。

　町庁舎防災センターで開かれた締結式で、岡毅町長は「幅広い分野で横串を刺せるような動きができれば」と期待、三愛オブリガス三神の平野嘉孝社長とシミックソリューションズの葛西恵CEOは「互いに協力しながら地域のためにできることを考えてきたい」と述べた。（井手一希）