2019年と21年の豪雨で深刻な浸水被害に見舞われた下潟地区にある排水機場の施設増強が完了した。建物に止水板を取り付け、施設全体を2・3メートルの防水壁で囲い、さらにポンプ2機を増設した。ポンプ4機を合わせた排水能力は毎秒10・5トンとなり、従来の1・4倍になった。
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公共施設老朽化に対応する複合施設建設計画が始動した。予定地は磯路町と恵比須町の一部の約5500平方メートルで、コンセプトはスポーツ、子育て、コミュニティー。基本構想・計画策定に向け、スポーツや子育て関係者ら21人で検討委員会を設けて協議している。
ピースボート災害支援センターが8月、キッチンカーを使って平時はひとり親家庭に食品や日用品を提供し、災害時は被災地で支援活動を行う事業「FOOBOUR(フーバー)」を始めた。大町町の15世帯を対象に始め、今は24世帯に広がっている。(小野靖久)
【3大ニュース】
(1)下潟排水機場でポンプ増設、防水対策も
(2)複合施設建設が始動
(3)ピースボートが新事業「FOOBOUR」開始