バレーボールの全国大会出場を報告した男子の佐賀商業高と女子の佐賀学園高の選手ら=県庁

前回大会を超える成績を残すことを誓った佐賀東高サッカー部の田中佑磨主将(中央)=佐賀県庁

前回大会を超える全国4強入りを目指す佐賀東高サッカー部の選手たち=佐賀県庁

 サッカーとバレーボールの全国大会に挑む高校生アスリートが16日、県庁を訪問した。各校の選手たちは、県SAGA2024・SSP推進局の宮原耕史局長らに出場を報告し、大会での躍進を誓った。

 全国大会に出場するのは、サッカー男子の佐賀東高、バレーボール男子の佐賀商業高と同女子の佐賀学園高。12月下旬から来年1月にかけて東京都などで開かれる大舞台に挑む。

 前回大会で学校史上初、県勢としては28大会ぶりの8強入りを果たしたサッカー男子の佐賀東高は、初戦の2回戦で優勝候補の流通経大柏高(千葉)と対戦する。前回を超える4強入りを目指しており、3年の田中佑磨主将は「初戦が一番大事。最大限のパワーを出せるように一丸となり、応援してくれる人に勇気や希望を与えられるようなプレーで佐賀県サッカーを盛り上げたい」と意気込んだ。

 7年ぶり31度目の全国切符を手にしたバレーボール男子の佐賀商業高は、攻撃力とサーブを武器に足利大付高(栃木)と戦う。10月の佐賀国スポで苦杯をなめた相手でもあり、3年の竹下英昭主将は「国スポの借りを返して全国ベスト8を目指す」と闘志を燃やす。

 同女子の佐賀学園高は2大会ぶり2度目の出場。1回戦の相手は全国優勝経験のある強豪の古川学園(宮城)だが、3年の山﨑姫楽主将は「相手は強いけれど、一人一人がやるべきことをやって全員バレーで戦いたい」と力を込めた。(小部亮介、中村健人)