来年2月の博多座公演「歌舞伎NEXT『朧(おぼろ)の森に棲む鬼』」に出演し、ダブルキャストを務める松本幸四郎さんと尾上松也さんが11月14日、福岡市で会見を行い、役作りや博多座公演への意気込みを語った。

 同作は、2007年に松竹と劇団☆新感線がタッグを組み、松本幸四郎さん(当時・七代目市川染五郎)が主演で初演され、歌舞伎の新たなるステージを目指して15年に誕生した「歌舞伎NEXT」の第2弾として上演される。脚本を中島かずきさん、演出をいのうえひでのりさんが手がけ、出演者には、主人公ライと対抗する武将・サダミツの2役を演じる松本さんや尾上さんのほか、中村時蔵さん、坂東新悟さん、尾上右近さん、市川染五郎さんらが顔をそろえる。