
杵で餅をつく園児=神埼市の神埼双葉園
神埼(かんざき)市の神埼双葉園(ふたばえん)の園児が13日、神埼ライオンズクラブの会員らと餅(もち)つきをしました。園児たちは「頑張(がんば)れ」と互(たが)いに応援(おうえん)しながら、蒸(む)した餅米(もちごめ)を杵(きね)でつき、やわらかい餅を完成させました。

蒸した餅米を頬張る園児
神埼ライオンズクラブの会員が毎年、同園で餅つきを開催(かいさい)し、今年は1歳児(さいじ)から年長までの約90人が参加しました。園児たちは、ライオンズクラブの会員に手伝ってもらいながら、「1、2、3」のかけ声に合わせて餅をつきました。やわらかい餅が杵につくと、「伸(の)びた」と歓声(かんせい)が上がりました。蒸し立ての餅米も「あつい」と言いながら笑顔(えがお)で頬張(ほおば)りました。
年長の廣滝(ひろたき)花(はな)ちゃんは「杵が重たかったけど、一人で餅をつけた」と話し、早田(そうだ)旭陽(あさひ)ちゃんは「持って帰ったお餅を家族とも食べたい」と笑顔を見せました。
園児たちがついた餅は、おやつの時間にきなこ餅で食べ、あんこ餅は家に持ち帰って家族と食べました。(樋口絢乃)