九電労組佐賀支部の草場健次執行委員長(左)から寄付金を受け取るフードバンクさがの干潟由美子理事長=佐賀市の佐賀商工ビル

 九州電力労働組合佐賀支部(草場健次執行委員長)などは、NPO法人「フードバンクさが」(干潟由美子理事長)が行う、ひとり親世帯などにクリスマスケーキを贈る活動に27万円を寄付した。フードバンクさがは24日にケーキを受け取れる引換券を約230世帯に贈る予定。

 贈呈式が5日、佐賀市民活動プラザで行われた。草場執行委員長は「毎年ケーキを受け取った人たちから喜びのメッセージをもらう。たくさんの笑顔の一助となれば」と話した。

 寄付を受け取った干潟理事長は「自分たちの思いだけでは達成は難しい。クリスマスケーキと一緒に温かい思いを届けていきたい」と感謝した。

 フードバンクさがによると、活動は今年で4年目。23日までホームページなどから寄付を募っている。(丸山美陽)