JR九州が11日発表した年末年始期間(27日~2025年1月5日)の新幹線と在来線特急の指定席予約は約26万1千席だった。12月10日時点の集計で、前年同日に比べ21・3%増えた。同社は予約数が「新型コロナウイルス禍前の2018年度水準に回復した」と説明している。ピークは下りが12月28日、上りが来年1月4日となる見込み。
期間中、新幹線と特急を合わせ68万1千席の指定席を用意した。予約率は九州新幹線が44・6%、西九州新幹線は33・6%、特急は33・7%だった。予約数が増えた理由について「連休がとりやすい曜日の並びになっているため、帰省や旅行の計画を立てやすかったのではないか」(担当者)と分析した。(共同)