新型コロナの緊急事態宣言中の妊娠出産で人とのつながりについて深く考える中で、佐賀の名前の由来ともいわれる「賢女(さかしめ)の郡」という言葉に出合った佐賀市の百武恵子さん(43)が11月、一般社団法人「さかしめ」を立ち上げました。
佐賀の女性が持つ強さを知った百武さんは、自然と共に生きる大切さに気付き、学びを深めてきました。「生活する上で必要な本物の情報を得ることや、一人一人が『どう生きたいか、どう在りたいか』という軸を持つことが大切です」と話します。
さかしめでは幸せで人々がつながり合う社会を目指し、交流会や講習会などを主催しています。26日には、循誘公民館で子ども食堂「めぐるぐるcafe」を開催予定です。(地域リポーター・江頭菜智=佐賀市)