重機の操縦体験などを行い、中学生に建設業の魅力を伝えた出前授業=小城市の三日月中

重機の操縦体験などを行い、中学生に建設業の魅力を伝えた出前授業=小城市の三日月中

重機の操縦体験などを行い、中学生に建設業の魅力を伝えた出前授業=小城市の三日月中

 小城建設業協会はこのほど、小城市の三日月中で建設業の魅力を伝える出前授業を開いた。建設業の仕事内容ややりがいを2年生が学び、重機を実際に操作して業界への理解を深めた。

 2年生約150人が授業を受けた。身の回りの道路や建物をつくる仕組みや、災害時には建設業が初期対応から復旧まで携わっていることなどを学んだ。デジタル上でショベルカーを再現したゲームをプレイし、アームを正確に動かす方法を練習した。

 運動場にはショベルカーや高所作業車、ダンプカーなどが並び、同協会青年部の指導を受けながら重機に乗り込んだ。ショベルカーを操縦した西岡星悟さんは「思っていたよりアームの操作に繊細さが必要だとわかって面白かった」と感想を述べた。大義建設(小城市)の大家良太郎社長は「業界のイメージアップや将来の担い手確保につながれば」と話した。(小島発樹)