みなさんは、おうちの方と「銀行」に行ったことがありますか? 今日は銀行の役割(やくわり)についてお話しします。
銀行には大きく分けて三つの仕事があります。まず一つ目は、みなさんの大切なおこづかいや、お年玉を預(あず)かってくれる「預金(よきん)」という仕事。おうちにお金をおいておくと火事にあったり、盗(ぬす)まれたりしないかと心配になりますが、銀行にお金を預けておくとそのような危険(きけん)をさけることができます。みなさんが銀行にお金を預けたいときは、まず銀行でみなさんの名前の口座(こうざ)を作ります。そして、お金が必要なときは、銀行の窓口(まどぐち)やATM(お金を出し入れする機械)で自分の口座からお金を引き出すことができます。
二つ目は、会社が新しく工場を建てたい、おうちの方が家を建てたいといった、たくさんのお金が必要なときにお金を貸(か)してくれる「貸出(かしだし)」という仕事。銀行は、みなさんやいろんな会社からお金を預かり、お金を必要としている人や会社などに貸しています。つまり、みなさんとお金を必要とする人や会社との間でのお金の貸(か)し借(か)りの橋渡(はしわた)しの役割を担(にな)っています。
三つ目は、銀行の預金口座を利用することでお金を移動(いどう)させて、早くて安全にお金を送ることができる「決済(けっさい)」という仕事。例えば、銀行が電気や水道などの公共料金を預金口座から引き落とし、電力会社などの預金口座に料金を振(ふ)り込(こ)んでくれることも「決済」の仕事の一つです。
このように銀行は、いろんな会社やみなさんの生活に欠かせない大切なお金を安全で便利に使えるように仕事をしているんですね。
(佐賀財務事務所総務課)